避雷針の効果について解説しています。

避雷針の仕組みって?落雷を逃がす原理とは?

避雷針の仕組みって?落雷を逃がす原理とは? 避雷針の原理というか仕組みは別に何も複雑なものではありません。
単純に言えば、避雷針は金属製の棒に過ぎないからです。
そもそも、金属性であるのはそれがより適切という意味であって、歴史的に言えば別に金属性でなくてもそれと同等の役割を果たしていました。
要するに背の高い建物です。
落雷は、上空の雲の中が帯電することが原因であり、それが一定以上になると普通は電気を通さない空気中を流れて地上に達することで起こります。
雲が例えばプラスに帯電すると、地表側にはそれと反対のマイナスの電気が引き寄せられますが、当然ながらできる限り雲に近い、つまりより高い建物の頂上などに最もマイナスの電気が集まることになります。
ここで雲の中のプラス電気の量が限界を超えて地表に流れようとする場合、これも至極当然のことながら、基本的には既にマイナスの電気が多く集まっている場所を目掛けて稲妻が走ることになるわけです。
ですから、高い建物に金属棒を立てておくことで雷はそこに落ちやすくなります。

避雷針を屋根に設置することで受ける悪影響の概要

避雷針を屋根に設置することで受ける悪影響の概要 日本では1990年以降、地球温暖化現象の影響を受けて夏になると豪雨に見舞われることが多くなりました。
その際は雷も伴うので、なかには落雷によって家屋が全焼するという被害もあるほどです。
この落雷を避けるのに役立つのが避雷針ですが、ここではこの避雷針を家屋の屋根に設置することで受ける悪影響について、詳しく見ていきましょう。
悪影響でもっとも懸念されること、それは電磁波に発生です。
避雷針を備えることで、常にこの箇所から電磁波を放って雷を誘発しているのが原因となります。
これによって他の箇所に落ちないようにしていますが、人体または家電などに少なからず影響をあたえることが危惧をされます。
そのため、避雷針を設置する場合は、母屋ではなく納屋など人が普段暮らしていないところにしておくことが良いです。
また都心部だと家庭ではなく公園や会社などのビルの屋上を選択することも多いので、この場合は問題視をする必要はありません。